SAMのワールド
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🌴2024年4月から新しくスタートしたFMおとくにの音楽番組 「Aloha Morning fromおとくに」の中で、”SAMのワールドミュージックアルバム” は、爽やかな朝に世界を旅したSAMが懐かしい想い出の曲や話題の曲をお届けしています。
オンエアは毎月第1火曜日の午前8時30分~9時と第2火曜日午前8時30分~9時(第1火曜日の再放送)です。
FMおとくに 86.2MHz。または、無料アプリListen Radioリスラジからもお聴き頂けます。

🌴アロハウォーカーの「関西のイベント情報」もお聞き頂けます。
🌺2025年
■第15回オンエア(7月1日・8日)
7月はいよいよ夏のシーズン!とは言っても既に先月から真夏のような暑い日が続いてますね!夏と言えば、ビーチ・ボーイズの季節ですね!
あの爽やかなファルセットとノリノリのリズムの曲で暑い夏を乗り切りたいですね!
ビーチ・ボーイズは1961年、ウィルソン三兄弟(ブライアン、カール、デニス)といとこのマイク・ラヴ、そして友人のアル・ジャーディンによって正式に結成されました。カール・ウィルソンとデニス・ウィルソンが他界し、先月はブライアン・ウィルソンが他界しました。。
ビーチボーイズの初来日は1966年。1967年にはホノルルインターナショナルセンターで2日間公演が行われました。また1986年にはワイキキビーチで25周年コンサートを開催。2012年には、デビューから半世紀を経て、ビーチボーイズのオリジナルメンバーが再結集して、ニューアルバムのリリースや大規模な50周年記念ツアーを行い、世界中の70数都市でコンサートを行いました。
ご紹介したい曲は沢山ありますが、先月に他界したブライアン・ウィルソンを偲んで、彼がロネッツのビーマイベイビーの影響を受けて作ったと言われている、切ない青春のメロディと素敵なコーラスのバラード「Don’t Worry Baby」と、ブライアン・ウイルソンが作曲して、マイクラブと共同で作詞した曲、California Girlsをお届けします。1965年にリリースされたヒット曲で全米シングルチャート3位を獲得したビーチボーイズを代表するヒット曲です。

■第14回オンエア(6月3日・10日)
6月は梅雨のシーズンですね!曇りがちで雨の多い季節ですが、爽やかな歌声をお届けします。様々な雨がテーマの曲がありますが、今回はPPM(ピーター、ポール&マリー)のEarly Morninng Rainをお届けします。
PPMと言えば、60年代のアメリカンフォークソンググループで、デビュー曲の「レモンツリー」や「500マイル」、「天使のハンマー」など数々のヒット曲があり、SAMの大学時代には良く聞いていました。。
中でも、1963年に発表した「パフ」は全米2位を記録。その後にはボブディランの「風に吹かれて」をカバーした曲も全米2位を記録しました。SAMの大学時代の70年前後には多くの大学でアメリカ民謡研究会やフォークソングのサークルがあり、こうしたやアーティストの曲を盛んに歌っていました。
Early Morning Rainはカナダのシンガーソングライター、ゴードン・ライトフットの曲でPPMがカバーして、日本ではポピュラーになりました。
「早朝の雨の中、手持ちは1ドルと心の痛みと砂だらけのポケットのみ
故郷から遠く離れ、愛しい人を恋しく思った。早朝の雨の中、行く当てもなく。。」といった内容から始まるストーリーは失恋した男の内容で、軽快なリズムの曲です。。

■第13回オンエア(5月6日・13日)
今回は爽やかな朝に相応しいカーペンターズの曲をお届けします。
カーペンターズは2回目の登場となります。
イージーリスニングNo.1の曲と言えば、There’s A Kind of Hush(邦題:見つめあう恋)です。同名のアルバムからのシングルとして、1967年発表のハーマンズ・ハーミッツのこのヒット曲を、カーペンターズがカバーしました。リチャード・カーペンターとカレン・カーペンターが、「オリジナルが素晴らしすぎる」と好んでいた曲でした。
Billboard Hot 100では12位止まりだった曲ですが、イージー・リスニング・チャート(後のアダルト・コンテンポラリー・チャート)では1位を獲得しました。
一日の始まりの朝に相応しいリズミカルでポップな曲ですが、とても癒される曲でもあります。最近はほぼ毎朝、聞いています。タイトルを直訳すると「静寂がある」という意味ですが、静けさの中から愛し合う恋人たちの囁き声が聞こえると云った内容の曲です。

■第12回オンエア(4月1日・8日)
今回はオリビア・ニユートン・ジョンが歌って大ヒットした「レット・ミー・ビー・ゼア」を紹介します。
オリビアはイギリス生まれで、母方の祖父はノーベル賞物理学者、父はドイツ文学の大学教授。5才の時からオーストラリアのメルボルンで暮らし、何と10才の頃から音楽活動に目覚め、バンド活動をしていました。17才の時にイギリスに戻ってからは、プロとしての本格的な活動をスタート。デビューシングルを発表しましたが注目を集めませんでした。その後はパット&オリビアという2人組のボーカールを結成して、当時人気だったバンド、シャドウズの前座などをしていました。そして、ジョージ・ハリスンの「オール・シングス・マストパス」に入っているボブディランが作った曲をカントリー風に歌った「イフ・ノット・フォー・ユー」というシングルをリリース。カントリー歌手として、アメリカではイギリス人ではなくアメリカン人だと思われていたそうです。この曲が彼女の成功の出発点となりました。
紹介する「レット・ミー・ビー・ゼア」を大ヒットさせ、全米6位、グラミー賞の最優秀女性カントリー歌手を受賞しました。

■第11回オンエア(3月4日・11日)
今回は音楽と芸術の都、オーストリアのウィーンがテーマです。
ウィーンへはこれまで数回、滞在する機会がありました。特に印象深い思い出や美術鑑賞、スイーツなどを紹介しました。
ウィーンと言えば、「ワルツの父」と呼ばれるヨハン・シュトラウスが好きで、嘗てウィーンフィルのニューイヤーコンサートをよく聞いていました。そう言えば今年はヨハン・シュトラウス2世の生誕200年の年です。
えっと。。もう30年くらい前になりますが、会議で3月にウィーンを訪れた時はマイナス3度で、会議のメンバーと氷ついた中心通りのケルントナー通りを歩いて、温かいラーメンを食べようと訪れたチャイニーズレストランでの出来事です。「今日も寒いね!」といきなり入って来て隣の席に座られたのが、あの有名な小澤征爾さんでした。当時ウィンフィルの指揮をされている話をお聞きすることが出来ました。
「天使の歌声」の愛称でお馴染みのウィーン少年合唱団は今年に来日70周年を迎え、日本各地でコンサートが予定されています。1955年に初めて日本にやって来たときは、オーストリアから船で3日もかけて来日したそうです。それでは、ウィーン少年合唱団の数ある曲から「I Am From Austria」をお聞きください。

■第10回オンエア(2月4日・11日)
フラガール憧れの聖地といえば、スパリゾートハワイアンズですね!
2006年に公開され大ヒットした映画「フラガール」でお馴染みのスパリゾートハワイアンズは、1966年に常磐ハワイアンセンターとして創業して以来、来年1月15日に60年目を迎えます。これを記念して60年の挑戦と進化を振り返り、未来へつなぐ思いを込めたステージ「E mau(エマウ)~100年へつなぐ笑顔」や、特別イベント、グルメなど様々な企画で「ハワイアンズ還暦祭」がスタートしています。
このハワイアンズへはSAMがこれまで何と20回ほど行く機会がありました。というのも嘗て高校生のフラの競技大会「フラガールズ甲子園」の審査員や理事をさせて頂いた事もあり、また応援の演舞で関東と関西の大学フラサークルがステージに出演した事が切っ掛けとなり、大学生のフラのエキシビジョン「全国学生フラフェスティバル」が誕生しました。。
2014年に8大学のフラサークルが参加してハワイアンズでスタートして以来、SAMがお世話をさせて頂いているこのフラフェスティバルは、今年に12回目の開催を迎え、過去最多の24団体がエントリーしました。
360名余りの大学生フラガールが参加して、ハワイアンズで2月25日の交流会と26日に開催する発表会を通して、学生間の交流の輪を広げ、笑顔とエネルギーに満ちた踊りで多くの方々に喜びと希望を届けます。
詳細やこれまでの活動につきましては、公式HP gakuseihula.netをご覧になってください。
映画「フラガール」のメインテーマの英語ボーカル編で、ジェイク・シマブクロのウクレレ演奏とジェニファーペリの「フラガール~夢をー」をお聞きください。

■第9回オンエア(1月7日・14日)
皆さん、Happy New Year!
ハワイ語ではHauoli Makahiki Hou ですね!
今年も懐かしい曲や話題の曲をお届けするSAMのワールドミュージックアルバムをよろしくお願いします。
今回は新しい年の初めに相応しい曲をお届けしたいと思います。
SAMが昨年、神戸の大学で生涯学習講座の講義をさせて頂いた時に、放送をお聞き頂いている受講者からのリクエストで、ABBAの”Happy New Year”という曲をお届けします。
ABBAはスウェーデンが誇るスパーグループで、これまでに約4億枚のアルバムセールスを記録。1974年から1982年まで世界中の音楽チャートを席巻したグループです。ABBというグループ名の由来は、メンバー4人の頭文字を取ったものです。「ダンシング・クイーン」「恋のウォータールー」などのヒット曲が有名です。
Happy New Yearという曲は、1980年に発売された7番目のアルバム「スーパー・トゥルーパー」の収録曲で、1999年にヨーロッパで初めてシングル化されました。
好きな歌詞の部分です。。
「幸せに満ちた新しい年 わたしたちみんなが その時々で 想像力を働かせて考えますように 世界中のみんなが友達なんだって 幸せに満ちた新しい年 わたしたちみんな希望を持ち 何かをしてみようという意志をもちますように!」
新しい年の初めに相応しい素敵な歌詞ですね!
それではABBAの曲で”Happy New Year”をお聞きください。。

🌺2024年
■第1回オンエア(4月2日・9日)
記念すべき放送の第1回目はハワイです。
70年代に3年間ハワイで観光の仕事をしていた時にエルヴィス・プレスリーがハワイへやって来て、あの伝説の「Aloha from Hawaiiエルヴィスハワイ公演」を見る機会が2度ありました。
1973年1月12日と14日にHIC(ホノルルインターナショナルセンター)、現在のニール・ブレイズデルセンターで開催され1月14日のコンサートは、全世界で衛星中継された歴史的なコンサートでした。コンサートの衛星生中継自体が史上初の試みで、何と世界の30カ国以上、15億人が見たといわれています。日本はゴールデンタイムに放送され、来日したことがないエルヴィスが最も日本に近づいた日でした!
当時、ハワイにいた私は、日本から続々と「エルヴィス・オン・ステージツアー」と題した団体がでエルヴィスのファンがホノルルの空港に到着して、空港内は溢れてかえっていました。
また街中ではエルヴィスの公演前からハワイの皆さんの期待と興奮が街にあふれて、当時のラジオ各局もエルヴィスの曲がかからない日はありませんでした。コンサート会場では、私も始まる前から興奮状態でした。
このコンサートで地元ハワイの人たちに最も感動を誘った曲が、I’ll Remember You でした。。

■第2回オンエア(5月7日・14日)
今回はアメリカで、70年代を代表するカーペンターズをフィーチャーします。70年代にサンフランシスコからロスアンジェルスへ行き、そこからラスベガスへ行く機会がありました。
翌日にグランドキャニオンで遊覧飛行をする前に、ラスベガスのホテルでその日のライブエンタテイメントをチェックしていたところ、フラミンゴホテルでカーペンターズのライブがあると知り、行ってきました。
当時のラスベガスは、現在のような巨大なテーマホテルはなく、大勢のカジノ客で賑わっていました。
マイナー調で哀愁を帯びている曲の「スーパースター」からアップテンポの明るい曲、「トップ・オブ・ザ・ワールド」まで、朝に相応しい曲ばかりで選曲に悩みましたが、最もカレンの爽やかなボーカルが収められている代表的な曲を選びました。
その曲は、I Need To Be In Love (青春の輝き)です。
クラシッカルな響きをもった歌詞の内容に共感をもてる曲で、爽やかな朝に相応しい曲です。

■第3回オンエア(6月4日・11日)
今回はフランスのパリがテーマです。7月に開催されるパリ・オリンピックに因んで、懐かしいフレンチポップス、ダニエル・ビダルの「オーシャンゼリゼ」をお届けしました。
1981年に、フランスの新幹線TGVでツアー客とスイスのジュネーブへ向かう前にパリを訪れたのが最初でした。
今でこそ、テレビや映画、SNSなどでパリやフランスの街並みや風景を数多く見る機会がありますが、70年代当時はまだこうした機会が少なく、初めて現地で実際に観たパリ市内の景観や訪れたベルサイユ宮殿に、映画の世界に入り、中世のフランスへタイムスリップしたような気分になり、とても興奮した記憶があります。
またシャンゼリゼ大通りには、凱旋門のあるシャルル・ド・ゴール広場からコンコルド広場までの1.9キロの大通りで、周辺には沢山の高級ブティックやカフェ、レストランが並んでいます。
このフランスのパリからは、フレンチポップスとして、過去にヒットした懐かしい曲、ダニエル・ヴィダルの「オーシャンゼリゼ」を紹介しました。

■第4回オンエア(7月2日・9日)
今回も先月に続いて、ヨーロッパの曲をフィチャーしました。
イタリアはミラノから、ヴェネチア、フィレンツエ、ローマ。そして、南イタリアへと、どの都市を訪れても魅力あふれる異なる風景に出会え、史跡や世界遺産に登録されたスポットが豊富です。中でも南イタリアは太陽が降り注ぎ、温暖な気候でリゾート地が点在しています。
イタリアの音楽と言えば、カンツオーネですね!イタリア語で「歌」という意味で、イタリアの風土気候を反映している明るいメロディーで、どちらかと言えば恋の歌が多いですね。
このカンツオーネが世界に広く知られるようになったのは1951年の「サンレモ音楽祭」が引き金と言われています。
その「サンレモ音楽祭」が何と、さかのぼる事、1970年に開催された「大阪万博」で開催されたのです。
1970年の大阪万博では、開催期間中に様々なコンサートがもようされましたが、「サンレモ音楽祭EXPO70」というタイトルで会場内の万博ホールで開催されました。イタリアからは、ジリオラ・チンクウェッティ他、たくさんの人気歌手に混じって、日本国内からは、伊東ゆかり、岸洋子、布施明などの歌手が出演しました。
当時、会場内のパビリオンでアルバイトしていたSAMは、このコンサートを観る機会がありました。
中でもこのコンサートで、イタリアから来日したジリオラ・チンクェッティが歌った「雨」は、前年に日本でも大ヒットしました。今回はこの曲を紹介しました。

■第5回オンエア(8月6日・13日)
いよいよ夏本番の8月。今回はハワイです。
数々の賞を受賞したハワイの歌姫ライアテアの8年ぶりの来日コンサート大阪公演が10月13日(日)に門真市のルミエールホール 大ホールで12時開場、13時開演で開催されます。
ライアテアと言えば。透き通るようなファルセットボイスが特徴ですね!
ライアテアはモロカイ島出身。2003年にはナホクハノハノ新人賞、女性ボーカリスト賞を、何とデビューのアルバム「Far Away Heavewn」で受賞してハワイアンミュージック界の話題をさらいました。
更に翌年には2作目の「Sweeet & Lovely」で再びナホクハノハノの女性ボーカリスト賞を受賞しました。2006年にはグラミー賞(ベストハワイアン部門)にハワイの女性シンガーとして初めてノミネートされて、ハワイの音楽史に輝かしい足跡を残しました。
嘗て、2009年のアロハウォーカーハワイ取材ではSAMがハワイ滞在中に、ハワイシアターで開催されたライアテア25才のバースデーを記念したコンサートを取材する機会がありました。スラッキーのレジェンド、ケオラビーマーとコラボレーションしたこのコンサートは評判を呼び、DVDやCDも発売されました。
ライアテアの新しいCD「レガシーオブハワイアンソング&ストリング、ボリューム1」はハワイの歌とストリング楽器の伝統を讃える作品で、ハワイの音楽と文化に深く根ざしたアルバムで、美しいメロディと伝統的な楽器の調べが絶妙に組み合わさっています。
ライアテアの代表曲の中からMaile Swingと新しいCDの中から、ハワイアンシンガーソングライターのカイナニ・カハウナエレがライアテアに提供した名曲で、伝統的な楽器の響きと美しい歌詞が融合した、
Keaoʻōpuaikamakaokanalu(ケアオオープア・イカマカ・オカナル)を紹介しました。


■第5回オンエア(9月3日・10日)
今回はアメリカ西海岸に因んだ曲をお届けしました。
シンガー・ソングライターのアルバート・ハモンドが1972年に発表して、73年にかけて世界中で大ヒットした「カリフォルニアの青い空」。
ハモンドは作曲家としても活躍、5月の放送で紹介したカーペンターズの「青春の輝き」を作曲したことでも知られています。
彼はイギリスのロンドン生まれで、高校時代にデュオ、THE DIAMOND BOYSを結成して、スペインでデビュー。60年代半ばには男女混合のグループ、FAMILY DOGGを結成。当時のイギリスの音楽シーンは素晴らし勢いがありました。その後、70年代に入り、大きな成果を出すためにはチャレンジが必要とロスアンジェルスへ旅立ちました。そしてオーディションのチャンスを得て、そこで歌った曲が「カリフォルニアの青い空」でした。
イギリスではヒットしなかった曲でしたが、レコード会社の社長は大きな可能性を感じ取って、1972年にアメリカでの初めてのレコーディングを行いました。大オーケストラではなくロック調にしたかったと言うことで、かっこよくてポップな響きで、出だしはメランコリックな雰囲気を醸し出す低い音のフルートが用いられでます。そして、とても暖かみのある親しみやすいサウンドです。フルート、ドラム、ギター、バックコーラスが織りなす心地よいメローな南カリフォルニア・サウンドに仕上がった曲です。

■第6回オンエア(10月1日・8日)
ライアテアの来日コンサート大阪公演を記念して、1曲目はライアテアのアルバム「Hawaiian Blossom」に収録されているポイ・アヴァ・アヴァをお届けしました。
2曲目は南米・ブラジルの曲。SAMがブラジルに訪れた当時は、翌年の夏季オリンピック開催に向けて改装中のロスアンゼルスの空港を経由して、更にサンパウロを経由して、第二の都市リオデジャネイロに到着。丸一日以上の飛行時間でとても疲れましたが、ブラジルの青い空と海、陽気な人たちと出会い、元気を取り戻しました。リオはカーニバルやサンバを生み出し、山と海の景観が美しく世界遺産にも登録されています。コルコバードの丘を観光して、コパカバーナからボサノバの発祥地で人気のイパネマを訪れました。
白砂が続くビーチでは、日光浴や様々なスポーツを楽しむ、カリオカとよばれている地元の人たちで賑わっていました。
そして、陽気な人たちが踊るサンバから生まれたのがボサノバ。その中心地がイパネマビーチで、富裕層が住むエリア。そこにボサノバを生んだ、「アントニオ・カルロス・ジョビン」の像が立っています。
ビーチを歩く娘をささやくように歌う都会的な音楽、名曲「イパネマの娘」はこのビーチをモデルに作られました。
ブラジルの代表曲「イパネマの娘」をヘレン・メリルが歌うバージョンでお届けしました。


■第7回オンエア(11月5日・12日)
今回はスペインです。SAMがスペインに魅力を感じたのは、大学時代にヘミングウエーの「日はまた昇る」を読んだことが切っ掛けでした。パンプローナを舞台に放蕩(ほうとう)に生きる若者たちを描いた小説でしたが、そこに登場する主人公が紹介するスペインのワインや料理の描写にtとても興味を持ちました。更に、過去に3度スペインを訪れた中で、大いに魅力を感じたのはアンダルシア地方でした。
マドリードからスペイン南部へバスで向かう途中、車窓に広がる広大なオリーブ畑を見ながら移動。アンダルシア地方はイスラムの雰囲気があふれるエリアで、グラナダのアルハンブラ宮殿やコルドバのメスキータなどイスラム文化を色濃く反映する建築物が多く、見所が満載でした。
そしてアンダルシアはフラメンコの発祥地として知られています。以前から、SAMのワールドミュージックアルバムをお聞きくださっている、フラ教室の山本忍先生(奈良や大阪で活動されているHalau Hula O Makana Alohaを主宰。6年間スペイン滞在中にフラメンコを学ばれた経験をお持ちです。)からのリクエストで、Maria Del monteが歌うフラメンコの曲、Acompanameをお届けしました。

■第8回オンエア(12月3日・10日)
12月はいよいよクリスマスシーズンですね!
この時期になると世界各地では、町に様々なイルミネーションが点灯して、クリスマス気分を一層盛り上げますね!
イルミネーションと言えば、かつてハワイで観光の仕事をしていた頃、ハワイ島やマウイ島などの観光を終えて、ツアーの皆さんとホノルルへ戻るナイトフライトに搭乗し、オアフ島にさしかかると、ワイキキからダウンタウンへと眼下に広がるオレンジ色やゴールドの灯りが輝き、宝石のようなホノルルシティライツと山の手に輝くクリスマスツリーのような家々の灯りが見え、ホームタウンに帰ってきたというほっとした気分になったことを思い出します。。
そこで、今回は先ず最初にカーペンターズの「ホノルルシティライツ」をご紹介します。この曲は、ケオラビーマーが作った曲で、1978年にカーペンターズがレコーディングして、1986年にリリースされました。
2曲目はクリスマスをテーマにしたカーペンターズの曲で「Merry Christmas Darling」です。この時期になると聞きたくなる一曲です。。
今年4月からスタートしたAloha Morning FromおとくにのSAMワールドミュージックアルバムをお聞きくださいましてありがとうございました!
来年も懐かしい曲や話題の曲をお届けしますのでよろしくお願いします。
